広島観光のお土産といえば、「もみじ饅頭」が有名!!
近頃は「生もみじ」が良く売れて、色々な味も発売されていますね!
ただ、僕はここであえて別の商品を紹介したい。
「合歓のバターケーキ」です!!
個人的にはもみじ饅頭を、軽々超えていく商品だと思ってます。
広島を語るならバターケーキを食ってから、これ常識だから覚えといてね!!
「合歓」はJR広駅から徒歩6分、国道185号を川尻方向に進んだ道路沿いに出店しています。
呉駅から3駅、広は呉のベッドタウンです。
店内は決して広くはない、むしろ狭いぐらいなんですが、僕はここの経営方針がすこぶる気に入っている!!
ショーケースの中を見てください…
バターケーキ1択です!!
ふつうケーキ屋さんと言えば、色々な商品を並べます。
ケーキ以外にクッキーやバームクーヘン、プリンなど各種商品を取りそろえ購買意欲を煽るもんです。
ですが、ここはそんなことはしない。
そうする必要すらない。
「信頼」と「確かな味」で、バターケーキ1筋で長年売り続けてきたわけです!!
選べるのはプラス100円で化粧箱に入れるかどうかだけ。
お値段はリーズナブルな1500円です!!
さらに、こちらをご覧あれ…
ショーケースの後ろ側にはバターケーキが包装された状態で、これでもかと積み重ねられています。
強い、強気すぎる経営!!
一切の無駄がありません。
バターケーキ1択なので、お客さんの求めるのもはもう分かっています。
詰みまくっても何の問題もない、なぜなら、売れるから…笑
合歓には3分間滞在していましたが、その間3人のお客さんがやってきては、ケーキ片手にすぐに帰っていきました。
入店してケーキを購入までが約30秒で完結します。
売り切れ次第閉店で、「昼に行ったらもう閉まってた…」ということもしばしばです。
お家に帰って、いざ実食!!
今回は化粧箱タイプのものを購入してみました。
正直、化粧箱にする必要はほぼありません。
通常でも十分綺麗に包装されてますので、それをご購入ください!!
包装を開くと、昔ながらなケーキ箱が出てきます。
優しく柔らかい色調、高級感ではなく、親しみやすい印象を受けます。
箱を開くと、優しいバターの風味が解き放たれます。
見ただけで「ウマい!!」と確信できる、何とも食欲をそそる絶妙な焼き具合なんです。
しおりにも記載されているように、「慶弔のおつかいもの」や「ご家庭でのお茶受け」に最適です!!
これ以上のものはそうそうないです。
呉では絶大なる人気ですよ。
もちろん、我が家でも時間や季節を問わず、このバターケーキを食べています。
お値段もリーズナブルで日持ちもするので、多くの家庭が買い物ついでに持ち帰ることが多いです。
8等分にカットするならば、1切れ187,5円になります。
このバターケーキの長所は、とにかくバランスが良い!!
これにつきます。
全ての要素が絶妙なんです。
「外はカリ、中はフワ」、そんなありきたりな表現では勿体ない。
多くの人はそのように表現しますが、このケーキに対してそれは失礼です。
確かに、外生地は中に比べ硬めに作られています。
ホールの形状を保つうえでも、ある程度の硬さと質感は必要でしょう。
ただ、このバターケーキには外と中、分かれているようで分かれていない一体感のようなものがあるんです。
フォークでケーキを切り取る際、違和感がありません。
外生地に中生地の間に中間層がある感じ、滑らかに繋がります。
バターの甘さも上品、まったくクドクなく、食感に対して理想的に味になるようにしっかりと引き算がされている。
非常に調和のとれた逸品です。
購入後、即食べても勿論おいしいですが、最善の状態でいただくには1~3日寝かした方がシットリして感動できます。
僕は冷蔵庫で寝かせることが多いですね!!
広島のバターケーキは「長崎堂」と「合歓」が人気を二分しています。
それぞれに良さがあり、比べるのはナンセンスかもしれませんが、個人的には合歓で間違いないと思っています。
金額的にもお土産には最適です。
広島、特に呉に来た際は、この「合歓のバターケーキ」を是非お買い求めください(^^)