九州の某温泉街で「裏方」のお仕事をやってきましたので、仕事内容の解説をしていこうと思います!!
裏方業務は、スキルの要らない単純お仕事です。
頭もあまり使わないでいいし、覚えることが少ないのが利点。
リゾートバイトって働きに行くところですが、働くのが目的ではないので、人間関係など余計な労力がかからない点はかなりオススメです。
今回は、「裏方お仕事の日々」を解説していきましょう(^^)
Contents
一日のスケジュール
起床 | 8:30 |
清掃 | 9:00~11:00 |
ベットメイク | 11:00~12:00 |
会場セッティング | 12:00~13:00 |
昼食 | 13:00~13:30 |
中休み | 13:30~18:30 |
夕食 | 18:30~19:00 |
布団敷き | 19:00~20:00 |
洗い場 | 20:00~22:00 |
温泉巡り | 22:00~23:00 |
晩酌・就寝準備 | 23:00~24:00 |
就寝 | 24:00 |
清掃
お客さんが退出するタイミングに合わせて清掃をしていきます。
このホテルでは、お客さんのチェックアウト時間、送迎時間はあらかじめホテル側がある程度把握していて、退出時刻表を作成していました。
作業はそれに従って行い、まず空いた部屋からベットのシーツ類を全部剥いでいき、使用後の浴衣などとまとめて玄関に置きます。
「空き時間を待つ」ってのが一番無駄だから、ここは全スタッフで一気に剥いでいきます。
玄関に置いたシーツ類を回収します。
まとめたものを地下の大型洗濯機で丸洗いし、その後はクリーニング業者に渡します。
その後は、階ごとのリーダーの指示に従って、優先度の高い部屋から清掃。
清掃の手順は以下のとおりです。
❶机や棚などの高所のゴミを落とす
❷掃除機をかける
❸小物や床を拭き上げる
ホコリが舞わないように窓は数センチ空ける程度に留めます。
高所のゴミを落としたら、部屋の奥から手前に向けて掃除機をかけます。
拭き上げも同様、奥から手前に拭いていきます。
ベットメイク
清掃があらかた終わったら、ベットメイクに移ります。
これは二人一組、一人は効率悪くてダメです。
ベットメイクの手順は以下の通りです!
❶シーツを張る
❷シーツの上に布団カバーを敷く
❸布団をのせる
❹布団とカバーを結んでいく
❺枕にカバーをつける
この旅館の布団カバーは結ぶタイプでしたので色々手間でした。
紐ないわ、劣化して千切れるわ、すぐほどけるわです。
高級感は出ますが、作業効率は恐ろしく悪くなりましたね…
2人でやって1ベット4分ってとこです。
紐なかったら2分ですね。
会場セッティング
夕食に向けて宴会場のセッティングをします。
ふつうは仲居がするもんなんですが、この旅館はちょっと特殊。
人件費削減と裏方の賃金不足解消のためでしょう。
箸、箸置き、シルバー類、グラス、冷めても大丈夫な料理なんかをテーブルに置いていきます。(勿論、ラップした状態)
ここの旅館はおかみさんの権力がすごかったので、たぶんその影響でしょうね…
裏方のおばちゃんたちに色々聞きました笑
布団敷き
お客さんが夕食をとっている間にちゃちゃっと敷いてしまいます。
食事時間はホテル側が把握してますから、基本的に出くわすということはありません。
もし出くわしたとしても理由を説明すれば応じていただけますので、失礼な対応をとらなければ特に問題はありません。
手順は以下のとおりです。
❶軽くノック、返事がないことを確認して「失礼いたします」と入室する
❷机を奥に寄せ、押入れから布団を引き出す
❸シーツをつける
❹布団にカバーをつけて、かぶせる
❺枕にシーツをつける
この布団カバーはチャック付きなのでラク。
二人一組だと1布団1分ほどで終わります。
洗い場
食器が返ってくる頃合いに合わせて洗い場に入ります。
ここの洗い場は大型洗浄機がなく、小型洗浄機2台で対応していました。
手順は以下のとおりです
❶残飯処理をする
❷シンクにお湯をため、洗剤を入れる
❸手洗いしなくても汚れが落ちるものをシンクの中に入れていく
❹30分ほどつけて、洗浄機にかける
❺汚れがとれにくいお皿を手洗いして洗浄機にかける
❻皿をもとあった場所に収める
❼洗浄機の掃除、床清掃、ゴミ出し
小型洗浄機なので時間がかかります。
残飯処理もしていないのでさらに負担増。
裏方をやる場合は、「ベットメイク・清掃」または「洗い場」だけの仕事を選んだ方がいいです。
洗い場はそれぞれの食器の位置をすべて把握しないといけないので、労力がかかります。
仕事自体もスピード感をもってやる必要があるし、洗浄機の熱気で周囲がものすごく熱くなります。
基本的に派遣を通して業務を行う時は、契約書に書かれた以外のことをさせてはいけません。
人件費削減のために多種多様の業務をさせようとしてくる会社は沢山ありますが、短期の有期雇用契約で多くのことをやっても疲れるだけなので、そういう場合はしっかりと断りましょう!!
定時後、休日の過ごし方
この勤務地に来たのは「湯巡り」が目的だったので、定時後は温泉に通っていました。
毎日、違う旅館にお邪魔し、日帰り入浴を楽しむ。
勤務後の温泉ということで、よー肩の荷が落ちます。
2ヶ月間で温泉街約30湯の温泉を制覇しましたね!
気に入ったところには週3で通いました。
休みの日は阿蘓山ツーリングに行ってました。
ただ、ここの職場での休日は2ヶ月で4回、連勤記録は24連勤でしたので、あんま遊んでません笑
阿蘓山手前に道の駅があるんですが、そこでよくスイーツを食べてました。
蕎麦も有名なので、こちらは昼食で。
ツーリング後は温泉、時間あるときは3件ハシゴしてました。
おわりに…
裏方のお仕事はリゾートバイトの中で一番楽なお仕事です。
リゾートバイトをやる上で一番大切なことは「精神的に疲弊しないこと」なので、精神的ストレスが少ないという点で裏方が最もラクだと思っています。
お客さんと接するお仕事になると、社員の介入があるので、そこで多々トラブルが発生しています。
仕事を辞める原因の多くはそこの人間関係が上手くいかないことですので、体力的に厳しい部分があったとしても裏方が良いでしょう。
リゾートバイトは目的に応じて仕事を選ばなければ、どこかで不満が生まれるものです。
恋人がほしいのならレストランホールが有利ですし、お金が稼ぎたいない仲居、仕事に労力裂きたくないなら裏方です。
ただ、稼げる稼げないは職種以上に勤務地に依存することが多いので、精神的にラクかつ稼げる裏方っていうのは探せばあります。(基本的に儲かる職場はどの職種でも激務です…💦)
リゾートバイトをやる時は自分の目的に沿った職種を選択してくださいね!!