軽貨物

2便制ネットスーパーの仕事内容



こんちわ、クロです🐈

今回は「2便制ネットスーパー」の仕事内容をお伝えしようと思います!!


この仕事は置き配が9割、宅配大手3社で働く方は「不在のストレスから解放されたい」という想いから、一度はこの仕事への切り替えを考えることと思います。

そんな方々に向けて、現場の「生の情報」を発信します、是非お役立ていただければと思います!!


1日のスケジュール



時間 業務内容
9:00~9:30 ルート決め、商品の個数確認、伝票確認
9:30~10:00 積込み
10:00~13:00 1便
13:00~13:30 空箱整理、積込み
13:30~16:30 2便
16:30~17:00 空箱整理、退勤処理


1,ルート決め



2便制ネットスーパーでは地図を使って「ルート決め」をしていきます。会員様のご家庭に印をつけ、1筆書きで全家庭を回れるように順番決めを行います。伝票を千切ったり、バーコードスキャンしたりではなく、配布される「配送一覧表」に記載されたナンバーを並び替えて、最適なルートを組んでいくだけです。担当エリアの会員様を全て記憶し、名前を見ただけで場所が把握できるようになると、地図ナシで、名前だけでルート組みを行えるようになります。大体、朝30件、昼30件、計60件が平均ラインです。


2,商品の個数確認



通常商品は「ドライ」「クール」「冷蔵」「箱外商品」の4種類があります。配送表に記載されている全体個数を各家庭ごとチェックしていきます。トイレットペーパーや飲料水などの箱外商品は持出忘れしやすいので、箱外商品の全体数も確認しておきます。また、通常配送とは別に弁当配達もあり、個数を間違えて持ち出すとオワコンなので、そこもシッカリと確認しておきます。


3,伝票確認



伝票にはナンバーが決められています(例:N13)。「N」というのが配送エリア、「13」というのは特に決まりのない単なる数字で、配達順や商品梱包に利用するために振っている番号にすぎません。配達票に記載されてるものと「伝票番号」「名前」があっているか確認し、2つ折りにしていきます。


4,積込み



配送表に割り当てられた番号順に商品を並べていきます。一番下にドライを置き、その上に冷蔵、また上にクールを積み重ねていきます。ドライのオリコンには持ち手となる穴が付いており、そこから伝票を投入することできるので、高さが一定となるように一番したに配置します。それ以外にも、プラスチック製で荷台での滑りもいいという理由もあります。また、ドライの商品は最上部に乗せる場合もあります。最上部に重いもの乗せると荷物が暴れますから、できるだけ軽いドライを上に乗せると取り出す時も楽でベターです。この辺は臨機応変に対応していきます。

冷蔵は最上部厳禁です。冷蔵の中には「保冷袋」が入っており、常時袋の端が上蓋を中から押し上げています。一応上蓋にシールを貼ってはいますが、貼り付けが甘いのと、走行中に荷台で商品が揺れ動くことが相まって、かなり高確率で蓋が外れます。上に重しとなる何かが必要です。

全ての商品を配置し終えたら、ここで個数チェックを行います。会員様の注文通りの箱数があるかを確認します。問題なければ伝票を投入し、荷台に商品を積込みます。


5,配達



朝・昼の計2配達を行います。荷物は営業所から遠い順に梱包されていきますから、朝配送が遠くのエリア、昼配送が近くのエリアになる場合が多いです。2便制ネットスーパーでは朝と昼とで別エリアを担当します。宅配大手3社のように荷量がまとまってあるわけではないので、2エリアを担当するのが一般的です。配達範囲は約5~10倍、広域を見ることになりますから、些細なミスや遅れが命取りです。ただ、その代わりと言ってはなんですが、配達9割が置き配になっています。指定された位置に置いて帰ればOKです。


6,空箱回収、整理



配達時に空箱を回収します。オリコン・発泡スチロール箱、上蓋、蓄冷材など種類ごとに整理していきます。お客さんに商品を届けても空箱が溜まっていくので、荷台が綺麗にはなりません。空箱の中には「取り忘れ商品」が入っていることもあります。1配達1配達空箱を整理しながら配達するのがベターです。ただ、空箱整理は時間がかかりますから、ある程度溜まってから一気に片づける人も多いです。営業所に戻ると整理した空箱を所定の位置に納めてからの再積込みになります。箱回しが上手くなると配達も速くなります。


【Q】 よくある質問



【Q1】宅配とネットスーパーではどっちがキツイ?


A:そのドライバーの能力による

ネットスーパーでは在宅不在を考慮する必要がないので、「落ちない」ということがありません。その代わり、エリアが広域で、配達可能時間が短めになっています。優れた宅配ドライバーであれば「一発で落とす頻度」は高いので、ネットスーパーの利点はあってないようなものになり、後は広域と短時間が残ります。逆に劣ったドライバーの場合は99%落ちるのでココに魅力を感じることになります。前者にとってはネットスーパー、後者にとっては宅配だと思います。


【Q2】ネットスーパーは稼げる?


A:稼げない

ネットスーパー配送には「通常配送」と「弁当」の2種類があります。この仕事は個建てではなく件建てなので、まとめ買いされるお客さんが多いほど儲からなくなります。1配達で通常配送が乗りきるはせいぜい23件前後、それ+α「弁当」となるわけですが、弁当の単価が安い上にそんなに個数もありません。通常配送の単価は200円台半ば、弁当は-¥100ぐらいと考えてもらえるとおおよその数字は見えてくると思います。配る人で70~80件、40万ほど売上があがればかなり良いほうです。


【Q3】経費はどのくらいかかる?


A: 10万いかないくらい

まず、車両についてなんですが、軽貨物を始めるにあたって多くのひとが「軽バン」を購入して仕事を始めます。しかし、ここで問題なんですが、ネットスーパーでは「パネルバン」と呼ばれる「ミニ箱トラ」のような車種でないと荷物量をのせられません。そこまで予測した上で、その車を購入して新規参入する人がまずいないので、ほとんどの場合リースになっていきます。1月3万円、保険は自分でかけます、ガソリン代は4万か5万か、配達が遅い人だったり、あまりに遠かったり渋滞するエリアは有料道路を使用せざるを得ない場合もあります。この仕事では30万残れば良いほうですね…


【Q4】1時間で何件配れる?


A:12~14件

地図を見ずに配ってこのぐらいです。ただ、これもかなりエリアに左右されます。「マンションエリア」と「一件一件が離れた団地」が同じような配達可能件数です。荷物が密集している団地なら速い人で20~24件、きれいな団地の場合は30件も十分狙えると思います。一軒家とアパート・マンションが混在しているベットタウンがいわゆる「可も不可もないエリア」となり、早い人で16~18件、遅い人で8~10件ってところです。田舎エリアだと4~6件で1時間というのも普通にあります。


【Q5】客層はどう?


A:あまり良くない

メインターゲットは「高齢者」「主婦」となります。育児に悩まされるママだったり、少し癖のあるじーちゃんばーちゃんだったりするので、些細なことがクレームに繋がります。置き配の指定位置「玄関右側」なっていて、それを「玄関左側」に置いたりするとクレームになります。勝手口前の指示を誤って玄関先に置いてもクレームになります。「チャイムを鳴らしてほしい」という指示があって、自身は鳴らしたつもりなのに相手がそれに気づかなかったらクレームになることもあります。


【Q6】荷物は重い?


A:そんなに重くはないけど、かさばる

各家庭の平均箱数は4箱ぐらいです。男性なら5箱抱えて配達することは容易でしょう。ただ、そのなかに飲料品が含まれていることも多く、水2箱+通常配達となると男性でもキツイかなという感じです。水の配達はマンション上層階や市営住宅・アパートなどのエレベーターなし4・5階建て建造物に多いです。宅配大手3社であれば個数単価制なので水1箱(束)につき料金が発生しますが、ネットスーパーでは何箱運ぼうが1件分にしかなりません。


【Q7】軽バンでやっていけますか?


A:ほぼ無理

軽バンとパネルバンとでは積載量に20箱分ぐらいの差が出ます。2便行くとして、件数にして10件分減るので、売上も減ります。それを補填するため弁当を多く配っている人もいますが、弁当は通常配送-¥100の金額ですから、いっぱい捌いてもそんな金になりません。荷台のR部によって上部に空間ができますから、箱が固定されず横揺れして危なかったりもします。3便を進められることもあるでしょうが、現地までの走行距離は変わらないのと、そもそも弁当がそんなにないのとで、色々現実的ではありません。


【Q8】良いエリアは空きますか?


A:空きません

宅配の良いエリアとネットスーパーの良いエリアは若干性質が違います。ネットスーパーはそもそも稼げる仕事ではないので、「早く帰れる」というのが最大のメリットになっています。個数がそこそこあって、きれいな団地で、営業所から近いエリアが良いエリアです。宅配のように荷物がガッツリあってエリアが小さくまとまるという訳ではなく、とにかく近場で渋滞がなくササっと配れる場所がおいしいエリアです。


【Q9】美味しいエリアにハマることはできますか?


A:ほぼ無理

ネットスーパーの主戦力は委託とパートさんです。美味しいエリアはパートさんが走ります。その理由は、時間管理が容易で、ガソリン代が安く済み、車両の消耗も最小限に抑えられるからです。時給で働いてもらっているのにキツイコースをやらせては不満が溜まることも考慮しています。結果、能力の高い人ほど難しくて燃費の悪いコースに回されガチです。個数は10個前後しか変わらないので、ガソリン代を差っ引くとキツイだけになります。


【Q10】2便制ネットスーパーはどういう人に向いている?


A: 自分の時間が欲しい人

シングルマザーだったり、他に別の仕事がある人に向いています。仕事に慣れてくれば15時に帰宅することも可能ですし、出社は9時でも十分間に合います。ただし、これは「良いエリアにハマっている人」もしくは「能力が高すぎて時間を持て余す人」のみ言えることであり、営業所から遠いエリアを担当しているドライバーの多くは早く帰ることはできません。配達の他に、注文しなくなったお客さんの空箱を回収したり、カタログを配ったりしないといけないので、それをやっていると帰宅ラッシュにガッチンコして渋滞に巻き込まれるのが日常となっています。宅配で稼ぐ能力がある方はそちらで続けられた方が良いと思います。良いエリアは空きませんし、委託には早々回ってこないので、思ったより早くかえることはできず、帰宅時間は宅配と1、2時間適度しか変わらないでしょう。1、2時間のために給料を1/2に減らすことはないと思います。

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