軽貨物

新人研修したら赤字だった件



軽貨物をはじめて約1ヶ月、僕も新人研修を担当することになりました。

繁忙期の契約が終わり、次の仕事まで間が開くので、その空き時間は臨時的に新人研修とフォローをするように頼まれました。


翌日から新人が独り立ちするので、今日はほとんど口出しせず横乗りして任せてみるスタンスでやってみることに!!

僕は繁忙期に入ったので、研修らしい研修はできず、独り立ちするときは非常に不安を感じながらのスタートでした。

そんな想いがあったので、フォローできる体制のもと荷量を少なめにするよう頼んで、任せてみることにしました。


新人研修の経緯



僕が新人研修に至った理由は、人員が足りなかったからです。

年末年始ですので、休暇をとっている人が多いかったり、そもそも新人研修をやりたがらない人がいたりで、本来社員がやるべき仕事ですが僕が駆り出されることになりました。


正直、僕は個人事業主なのでそれに応じる必要はありません。

ただ、個人事業主だから「自分の受けたい仕事だけ受ける」では、会社は僕らに対する配慮をしてくれなくなります。

委託会社はビジネスパートナーですから、たとえお金にならない仕事でも受けて場を繋ぐ手助けをするのは「意味のある行動」のように想います。


はじめは新人研修なんて聞いてなかった



おかしなことですが、当初は「新人研修」なんて文言まったくありませんでした。

「人手が足りないから2,3日〇〇センターに行ってくれ!!」と頼まれ、そこで荷物捌くだけかと思っていたんです。

しかし、実際に現場に到着すると、そこには新人と社員がいて、そこで新人研修をしてほしいといきなり頼まれました。


事前説明もないですし、実際に現地に到着してそこに新人もいるわけですから、断れない状況です。

しかたなく首を縦に振ることになりました。


自分の新人研修は意味なかったので、ちゃんとしようと思った



いつもなら、午後は他エリアの荷物をもらって80~90件配ります。

ですが、今日は新人研修ということで、それを断って午後は50件程度にしておきました。


僕の時は繁忙期ということで「午後100件持ち出し」とかで、結局横乗りの社員がメインで配って、自分はフォローに徹するような意味のない日々を送っていました。


軽貨物は自分でやるのが一番伸びます。

最初は分からなくても、見よう見まねでやってみるもんです。

ただ、それをするには「分からないことをすぐ聞ける人」が近くにいるべきで、現場で頼れる人がいないと正常な判断力を失い、本来配れる量を配れなかったり、誤配したりと、ミスを誘発します。


はじめの立ち上げ、積込み、運転やルート組みから全てその人に任せて、遅くなってもペースが乱れても口は出さず、まずはやらせてみました。

はじめは何が無駄で、何がペースを狂わしているかわかりません。

自分が一件あたり何分要しているかとか、なんでそのように遅くなってしまうのかなど、そこに問題意識がないんです。


ですから20件ほど配達させたあとからは、一件当たりのスピードを明確に伝え、それがどうやったら短縮していけるかを示していきました。


最初は1件当たり7~8分だったものが、5分、4分、3分というように一気に縮まっていきました。


研修しても赤字なだけだった



本来なら、研修にあたり事前説明が必要です。

個人事業主なんだから、そういうことは「自分で聞くもの」というスタンスは、「会社としての責任」を果たしていません。

そもそも頼む立場あるなら、研修することで生じる赤字を補填する説明がないとオカシイですよね?


しっかり研修しようと思えば、荷量は減らすべきですし、その結果売上が立たなくなることも容易に考えられるはずなんです。

にも関わらず、その説明もアフターフォローもない、頼んだら任せっぱで、終わっても連絡もよこさない。

もう都合よく使われていると思われて仕方がないですよね…


今日配った個数は60件、その内ポスが20件でしたので、売上としては7000円ぐらいです。

ガソリン代が1500円、リース代が1500円、ロイヤリティが10%の700円、消費税もシレっと取られ-700円、仕事が終わったのが20時45分です。

一日気疲れして、夜遅くまで働いて、2500円しか残りません。


本来稼いでいる金額を考慮すると完全に赤字ですわ…笑


頑張って研修した新人の仕事がいきなりナシになる…



僕が赤字であることは、新人の研修に関係ありません。

新人はシッカリ研修してもらう権利があるはずです。


ですから、自分の儲けにならなかろうと、ちゃんと自分でやらせる我慢をしました。

そんな新人の仕事がいきなりナシになったんです💦


しかも、それに対する説明もまったくなし…

意味不明もいいところですわ。


2日間はベテランスタッフについての指導、3日目は僕がついて一人でやらせてみました。

前2日間は新人が入るであろうコースが空きになるため、代わりに僕が穴埋めをしていました。

3日目は自分でやらせるプラス、ベテランスタッフが指導していなかった「メール確認の引継ぎ」や「住所不明の対処法」、「ルート組み」、「慣れてないエリアの巡回戦略」など足りない所を補填していきました。


この3日間、この人との繋がりのために金にならない仕事を引き受けたんです。

現場のドライバー同士、情報交換できる体制にはめちゃくちゃ価値があります!!


仲良くやっていくはずの人がナシになるとか、時間とお金を投資した意味がないですわ…


前2日は研修になってなかった



前2日、ベテランスタッフについての研修は「実際のスピード感を体感する意味」はあっても、彼自身の力を蓄える場にはなっていませんでした。

なぜなら、180配完していたからです。


この配完数は、自分の利益を上げるために新人を効率よく使うことはあっても、わざわざその人の教育のために時間を作っていては届かない数値だからです。


でも、これはベテランスタッフが悪いわけでは決してありません。

あの人は何度も研修に入っており、おそらく僕が赤字だったのと同じ過程を踏んできています。


赤字ばかりでは何のために働いているのかわかりませんよね。

一回だけならまだしも、何度も研修に入るとなると、研修しながらでも自分の利益が確保できる「利用法」を見出していかないとコッチが生活できなくなるんです…笑

悪いのはそれを何の保証もせず押し付けている会社のほうです。


【結論】当たり前だが会社は守ってくれない、信じれるのは自分だけ



個人事業主ながら当たり前のことを言いますが、会社は僕らを守ってはくれません。

僕らがやっていることっていうのは「金の奪い合い」なんです。

会社の言う信頼とは「この人なら任された仕事を必ず全うするだろう」という期待感のことで、人として信頼できるとか、そういう類のものではないんですよ。


会社の仕事は自社の利益を上げることです。

小規模なら金にならない仕事も受けることもできるでしょうが、規模が大きくなればなるほどに「金になる仕事」をしっかり獲るかつ「経費削減」を両立していかないと税金に持ってかれて会社に金が残りません。

これは大手運送会社が顕著な例で、「社員の福利厚生」や「安価なポス提供」のために委託会社一時的に利用し、いらなくなった即切ってます。


「研修を個人事業主に任せるという仕事」は社員を他の現場に割くことができるうえ、事故のリスクや経費削減などにも効果的な「儲かる戦略」と言えるんでしょう…笑

たとえ本人たちにそのような意図がなく、悪気がなかったとしても、事前説明なしでアフターフォローもなし、そのまま放置、結果赤字じゃそう思われて仕方ないですよね…


より良い関係が期待できない職場は、早く退いたほうがいいかもしれないですね。

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