軽貨物

【佐川VSヤマト】働くならどっちがいい?




こんちわ、クロです🐈

現在、僕は佐川急便の委託ドライバーとして働いています!!


この業界へは繁忙期である年末から参入し、ヤマトで2ヶ月稼働、荷量が減ってくる2月頃から佐川に切り替えたという流れです。

佐川とヤマト、どっちで働くのがいいのか?


はじめて宅配をやる人にとっては重要な選択だと思います…

今回は「ヤマト」と「佐川」ならどっちが働きやすいかを検証していきましょう!!


積込み



ヤマト

ヤマトの端末は商品バーコードをスキャンすると情報一覧が作成されます。データとして保存されるのでそのまま荷台に積み込むことができ、データに組み込まれていない時間指定もスキャン時に変更できます。抜けてしまった時間変更もメールを確認し「タブに入れる」の項目を選択するだけで、自動的にデータに組み込まれます。積込みは圧倒的にヤマトの方が早く終わるでしょう。


佐川

佐川では伝票で荷物を管理します。バーコードスキャンで持出をかけますが、ヤマトのように情報一覧は作成されません。そのため、伝票に直接手書きで荷物情報を書き加えたり、別途配達リストを作成し配る人もいます。また、佐川は受領書ナシの貼付伝票があり、それを代替するための紙伝票が配られます。束の中からその都度「お目当ての人」を抜き取らないといけないので無駄です。熟練者になると伝票をちぎらす「自身の記憶力」と「積込み位置を工夫すること」で回る人もいます。


現地移動



ヤマト

ヤマトでは各地に拠点を設けています。配達地域までの移動に時間がかからないので、指定場所へ早く到着することができます。拠点が多いので、積込み待ちという事もあまりありません。端末が優秀で積込みも時短でき、現地までも「すぐ行ってすぐ帰って来れる」。宅配は時間との勝負ですので、数配る上ではとても有利です。


佐川

佐川はヤマトに比べ「拠点」が圧倒的に少ないです。多くのドライバーが営業所に集まり積込みを行うので「積込み待ち」が頻繁にあります。拠点が少ないということは、配達地域への移動距離も必然的に増えることになり、移動に時間がかかることになります。午前便・午後便と往復することになるので、その分配達に当てられる時間は減ります。


ルート組み



ヤマト

ヤマトでは「ゼンリン」という地図会社と連携しており、効率的に「ルート組み」が可能です。ルートを組む際には住宅地図が表示され、そこにバーコードスキャンした荷物位置が点印で表示されます。その点を順序ごとにタップしていくと、点を結ぶ線が表示され、それを全荷物完結させると配達順序がデータ整理されるようになります。情報一覧を上から配っていくだけで効率よく回れます。


佐川

佐川は伝票でルートを組んでいきます。ちぎった伝票を一枚一枚、配達順に並び替えていき、それをクリップなんかで止めて、束になったものを上から順番に配っていきます。これを速く行うには「番地」や「交通情報」「駐車位置」などが頭に入っていないと話になりません。慣れないうちは積込みとルート組みで朝稼働が遅くなるでしょう。ベテランになるとルートは頭の中で思い描いて、そのまま出発します。


メール管理



ヤマト

メールは出庫前2回、午前便・午後便でまとまって連絡が入ります。それ以降は再配達のメールが入ってくる以外はほとんど情報は入ってきません。


佐川

佐川も午前便・午後便の2回にまとまって連絡が入ります。しかし、不要なメールも多く、「時間指定の確認メール」や「配達30前の警告メール」など、その都度送られてきます。メールを開いて受取確認しないと同じ内容のものが何度も送られてきたりして、イチイチ頭に入っている内容をメール確認しないとさらに無駄が増えていきます。


配達効率



ヤマト

ヤマトは置き配を推奨しており、玄関前や倉庫など指定場所に置いて帰ることが可能です。電話をかけて了承のもと落としていく事も可能なので、不在時でも配完に繋げることができます。それから、委託ドライバーが配る荷物に「代引き」は入りませんので、お金のやり取りで時間ロスすることはありません。集荷は社員の仕事なので振られることはなく、配達に専念できる環境で仕事ができます。配完処理もデータ上でワンタップで完結して速いです。


佐川

佐川は「置き配厳禁」です。現場では暗黙の了解として成り立っているようですが、僕らの営業所では置き配クレームは即時解雇です(委託の場合)。マナークレームは半年間で3回もらうとアウトです。代引き時には「事前電話」が必要であり、お金のやり取りでも時間ロスします。集荷、同時引き取りもありますので、そこでも時間ロスです。配完入力はその都度、伝票のバーコードスキャンが必要ですので無駄です。佐川は品質を重視しています。


■ 佐川急便が「配りにくい」理由を綴ってます、宜しければ参考までに!!

「数配りたい人」に「佐川急便」は向いていません…

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■ 代引きの「弊害」について、問題は「事前電話」や「お金のやり取り」ではないです!!

代引きの本当の弊害は「夜配」と「客層」

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退勤処理



ヤマト

伝票整理と出退勤時刻の記入、日報出して、配完伝票に添えて提出、不在分はそのままカゴに戻して終了です。佐川に比べ伝票の種類が多岐にわたるので、伝票整理には少々時間がかかります。


佐川

営業所に帰って「持ち戻り」をかけます。再度バーコードスキャンして伝票を添えてカゴに戻します(直帰申請通せば家でも可)。代引き金額を算定するために「個数チェック」や「現収」の項目にて金額に間違えがないか確認、印押して代引き伝票でまとめます。宅配ボックスなどの非対面処理伝票は、個人情報扱いのため「廃棄ボックスに投下」、配完伝票はひとまとめにして提出します。集荷してきた荷物を指定場所に置いて、現収処理、問題なければ業務終了です。


ヤマトの方が圧倒的に働きやすい…ただ



佐川は無駄が多く、時間指定のデータ漏れも多いです。

輸送・管理の品質がそもそも悪く、カスタマーも頼りにならないので、全てが現場にのしかかってきます。

宅配システムも扱いづらく、あらゆる部分が非効率…


自身で戦える創意工夫ができるドライバーは残り、そうでないドライバーは辞めるか、荷量そこそこで無難に続けていくかです。


佐川で働くとなれば、他社に比べ「成果が出しづらいシステム」の中で試行錯誤していくしかありません。


佐川のやりづらい点

❶ 端末が弱すぎる
❷ 時間指定漏れが多すぎる (簡易的にデータ確認できるが、漏れが多すぎミスを招く)
❸ 伝票管理が手間
❹ 置き配厳禁 (配完率が下がる、再配を助長)
❺ 代引きは時間がかかる (事前電話も手間)
❻ 安い集荷はやってられない
❼ メールシステムが逆に困惑を招く
❽ 輸送・管理の品質が悪く遅着が多い、良いお客さんほど他社へ…
❾ 大きい荷物が多くて数が積めない、デカタク多くて台車多用、時間ロス 
❿ 拠点が少なすぎて現地まで時間がかかる上、ドライバー密集で積込み待ち




一方、ヤマトはというと、非常に働きやすいです。

管理の品質は可もなく不可もなくという感じですが、輸送の品質は高く、頻繁に到着遅れが起きるという事もありません。

荷量もあり、エリアが小さくまとまるので配達効率が上がります。


ただ、「契約解除」と「ネコポス」がかなり厄介です…

ヤマトは荷量が増える繁忙期のみ人員確保を行い、荷量が落ち着くと契約解除します。

平常時は社員と少数の委託で回し、年末など荷量が増えると人員を増やしていくので、働きやすいですが一年中安定して荷物があるわけではありません。


さらに、「ネコポス」といわれる小物を配らなくいけなくなります。

交渉して少なめに調整することも可能ですが、「配らない」は使いづらいドライバーになってしまうのでオススメはできません。


ポスト投函タイプに荷物で、単価が25~50円と極めて安い、高い人で50、大体は30円といったところでしょうか…

これが全体の20~30%ありますから、ここに不満を抱く方も少なからずです。


詳しくはこちらの記事をご覧ください!!

ネコポスで個数単価ダダ下がり問題

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ヤマトは働きやすいがすぐ切れる、佐川はずっと働けるけど無駄が多すぎる。

宅配で食っていくには効率が悪くても「佐川で良いエリアをゲットする」がベストです。

ただ、それが非常に難しくもあるんです。



佐川で働くには「効率悪さを許容できるぐらい良いエリア」を獲得できなければモチベーション維持が大変だと思います。

ただ、悪いエリアに当たっても稼げないわけでもなく、労力見合いませんが売上50万ぐらいならば努力次第で問題なく達するでしょう。


良いエリアが取れなかったからと言って、佐川での経験が無駄になることは決してありません。

効率の悪いシステムを自分で改善し、代引きや集荷も行い、狭い軽バンで大きい荷物をメインで運ぶ、やりづらいからこそ力が付きます。

経験値にはなりますので、一度やってみても良いと僕は思います。


運送業の基本は「宅配」に詰まっています。

宅配は必要なワンステージであることは間違いないです。


ただ、いつまでも宅配では、時間は奪われる一方ですので、ある程度配れるようになれば別のステージに早めに移ってもいいように思います。


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