軽貨物

【軽貨物】エリア広い、荷物少ないは地獄!!



こんちわ、クロです🐈

最近、軽貨物の仕事を始めたんですが、僕が担当するエリアはまぁ〇〇なんです笑

元から荷量が少ないエリアで、エリアを広げていかないと生活していけるレベルの配完数をキープできません。

coco
荷物貰うってそんな単純なことじゃなかった…笑



小区画で沢山荷物がある「稼げるエリア」では、1配達当たりの移動距離が少ないため、配達時間短縮とガソリン代削減が可能です。

ですが、物がないエリアだと1配達に時間がかかる上に、ガソリン代が高くつきます。

影響がそれだけならいいんですが、他にも色々と副産物が生まれてきて、ただただ損をする構図が出来上がっているんですよ。

今回は「荷量の少ないエリア」の担当は、「エリア広げても稼ぎづらい」という話をしていこうと思います。


そもそも「荷物量が少ない」は圧倒的不利



多くの委託ドライバーは個数単価制で配達をしています。

「1個配達完了で○○円入ってくる」という仕組みです。

もし不在で荷物を配れなかった場合は、1円にもならず、「現地までのガソリン代」「浪費した時間」は全て赤字となります。


荷物を届けることができて、はじめて成果報酬を得ることができる仕事なんです。

そういう状況の中、僕ら委託ドライバーは働いている訳ですから、1配達当たりの時間を如何に短縮していくかを常に考えています。


具体的に時間と配達個数の話をすると、以下が生活していけるレベルになります。


「150配完」「週5勤務」「1時間に20件配達」
(3分に1件届けることのできるペース)



それを考慮した上で実際の荷物量の話をしていきます。

僕のエリアは5町会で100個前後。

他の委託ドライバーは4町会で150個程度あります。


coco
100個じゃ厳しいね…



単価150円で100個、その内ネコポスが20個(単価30円)が普通で、一日の売上は驚愕の13000円前後になります。

経費を抜くと利益は8000円程度しか残りません…


経費自分持ち、事故ったら全て自分の責任、ハイリスクローリターン、個人事業主のやる仕事ではありません。


稼げないエリア担当になると、普通に仕事するだけじゃ食っていけません。

どんな仕事でも「稼げる仕組み」の中で働くから金になるわけで、「稼げないエリア」というのは「稼げない仕組み」そのものなんですよ…笑

「エリア」=「仕組み」の理由は、以下で語っていきます!!


軽貨物は積込みが命、町会多すぎると荷物がまとまりません!!



1日100件じゃ到底生活していけません。

おいしいエリアをやっている人からは「荷物もらえばいいじゃん!!」と他人事を言われることになります。

不本意ながら社員から別エリアの荷物を貰うことになるんですが、貰った瞬間から荷台は混沌としていきます。


先ほど「3分に1配達」をキープできて、はじめて食っていけるという話をしましたね!!

この3分を達成するためには、「数ある荷物の中から、特定の物を瞬時に取り出すこと」ができないと始まりません。


そのため荷台では「○○町1丁目」はココ、「■■町3丁目」はアッチ、というように区画ごとにスペースを決めて配置していくわけです。

でも、これは5~6町会が限度、宅配では大きな荷物が多く、小さな荷物を下積すると潰れてしまいます。

大体どのエリアにも数個デカい宅急便【デカタク】はあり、それを一番下層にして、その上に荷物を積み上げていくんです。


エリアを広げると、その瞬間から、軽バンの荷台キャパをオーバーします。

結果、町会ごとの区分けを一部崩して、ゴチャゴチャにないと入らなくなります。


荷物を混ぜると取り出しに時間がかかり、ケアレスミスや誤配のリスクも高まります。

デカい荷物を取り出すと、島が崩れて更にゴチャゴチャになることもあります。


出発が遅れ、配達時間が減る



数多く配達しようと思えば、配達時間を多く生み出すことが必須です。

配達回数を上げようと思えば、「朝早く出発すること」は最重要戦略と言っても過言ではありません。


coco
速い人は積込みも早い!!



他のドライバーと差をつけるには、積込みを如何に早く終わらせ、早く配り始めるかがとても大事なんです。

ですが、エリアを広げれば、積込み時の区分けに時間をとられるうえ、他エリアの再仕分けにも時間をとられます。

ドライバーに運べる荷物を聞いて、それをまた読み取って、再ルート組みしてでは、当然出発は遅れ配達時間も減っていきます…笑


更に、宅配では時間変更が頻繁に行われます。

メールを見て確認していくわけですが、エリアが増えれば増えるほどその確認作業がまぁメンドクサイです。


それらを回避する方法として、自分のエリアだけ先に持ち出し、終わったら速ドッキングして荷物を貰うという方法があるんですが、正直それも「ドッキング場所への移動」「二度目のスキャン作業」と、本来やらなくていい無駄な作業です。

はじめから荷物があるに越したことはありません。


14~16時指定は少しの遅れが命取り



エリアを広げると、積込みに時間がかかる上に、配達にも時間がかかるというお話をしましたね!!

その負荷抗力として、午後一の14~16時指定が厳しくなっていきます。


裏事情を語りますが、センターの仕分け作業が遅れているなんてことは日常茶飯事で、遅いから僕ら委託も手伝うなんてことは毎回のことなんです。

出発が遅れ、時間指定に間に合わなければ怒られるのは僕らドライバーです。

それを知ってか、センター側もその改善策を施さず、僕らの手伝いを当てにした時間配分が組まれています。


ですから、金にならない仕事をせっせこ手伝うことになるんですが、手伝ったとしても社員から荷物を貰う場合は出発が遅れます。

なぜなら、某大手運送会社では社員はシッカリと昼休憩を取るように言われているからです。

その休憩のために仕分けが遅れ、その結果積込みも遅れ、僕らに荷物を振るのも遅れる、という悪循環ができています。


仕分けを手伝えば多少の出発遅れは抑止できますが、不信感を抱きながらの労働になるので、健全ではありません。

それに社員を待たなければ、即出発できる状態であるのに、その時間を無駄にすることも成果報酬型の仕事としては馬鹿馬鹿しい限りです。


14時~16時指定に追われる中、14時45分出発になることもあります…笑


時間指定が絡むと作業効率がクソ悪くなる



エリアを広げすぎると、「時間指定を優先すること」によって効率の良いルートが組めなくなります。

特に午後一の14~16時指定は問題です。


例えば、14~16時指定を「○○町4件」⇒「△△町6件」⇒「■■町3件」という風に回るとします。

当然ほかの家を飛ばして行かざるを得ないので、それで時間が潰れていきます。


14~16時指定はペースが乱れやすい時間帯です。

積込み遅れによって14~16時指定しか回れない状態になってしまうと、その後にまた同じ町会ルートを辿って配りなおさないといけません。


○○町~■■町への移動に往復15分かかる場合、それだけで5配完分のロスが生まれる計算です。

それを「14~16時」「16~18時」「18~20時」「19~21時」と馬鹿正直に繰り返していれば、数時間のロスが生まれます。


午後一早めに出発して「16~18時」指定の早配も考慮した効率的なルートが組めていないと、作業が全て後手後手にまわり、無駄な走行距離と時間が重みます。


帰りが遅くなる



いくら効率良く落としていけても、夜間指定が各地に散らばっていては帰れるもんも帰れません。


例として、「19~21時指定の物が10件ある」として、それが広域にわたり転々てしているとしましょうか。

指定便は指定時間に行ってこそのもので、基本的に指定時間以外に行くべきではない配達になります。(本部の見解)

会社的にはそのような見解ですが、現場ではフライングがないと到底回りませんので、うまく早配を織り交ぜて効率の良いルート作りをしていきます。


ただ、最低限のルールは守らないといけません。

「時間指定便は指定時間に不在票を入れる」ということです!!


基本的にクレームになるのは、「お客さんの指定時間に遅れること」です。

「夜勤だから朝は寝ておきたい」など特別な場合を除いて、「待ち望んだ荷物が早く届くこと」を嫌がるお客さんはほとんどいません。

時間指定外の配達にクレームを入れてくるお客さんは一定数いますが、それを優先していては仕事は回りませんので、フライング上等・怒られたらその家では気をつけるぐらいやっていくのが効率的です。


こんな感じで極力同じ道は通らず回っていくんですが、夜間指定は「帰宅時間が遅い」から指定しているものであり、他の時間指定と比べて不在率が高くなります。

いないときは指定時間に不在票を入れないとクレームに直結するので、フライング効率も悪くなります。

一件当たりの距離が離れて19時スタートとなれば、やはりその分、帰りは遅くなります。


エリア広げすぎると都合の良い人材になる



毎回毎回エリアを広げていくと、それが当たり前になっていきます。

本来、エリア分けは「この範囲で○○個の荷物量が見込める」から、その区分になっています。


それがうまくいってないという状況は、そもそも話が違う訳で、僕らが一方的に被害を被っていることになります。

検討外れになりました、荷物ないのでこのエリアも獲ってください…

サラリーマンじゃない、個数単価制の経費持ち、売り上げが生活に直結します。


「荷物貰えばいいじゃん!!」


…とかいう軽い問題じゃないんですよ!!


そういうのに問題意識を感じず仕事を続けていくと、「気付いてみれば委託条件とあまりに異なる内容でした…笑」になります。

楽して稼いでいる人を横目に仕事をすると、働くのが馬鹿馬鹿しくなりますよ。


「個人事業主だから…」と言って、何でも自責にしようとする会社には気をつけてください。

たとえ、僕らが個人事業主であったとしても、それは自分自身で想うこと、企業に言われることじゃありません。

企業は「企業として果たす責任」というものがあります!!


休みがなくなる



個人事業主は自分が稼がないと生活していけません。

稼げないエリアの担当になってしまうと、週5では生活が成り立たないので週6で働くことになります。

時間も労力も沢山払っているのに稼げない、これが個人事業主にとって最大の悲劇です。


coco
ワーキングプアだね…笑



運送業は日・月に荷量が減ります。

それに合わせてドライバーも休みをとります。


曜日はエリアに対して人が足りません。

荷量が少なく売り上げが立たないエリアでは、広域拡大してやっていくのが基本です。


これほど「都合よく利用されている」と実感する日も珍しいです。


糞エリアだからといってバックレれば、業界でオワコン



運送業は責任の重い職種です。

特に宅配は、企業も家庭も絡んでいます。


大手運送会社は中堅委託会社に、中堅委託会社は小規模委託会社に、そうやって委託ドライバーが人員確保されているんです。

一人当たり140個前後も荷物が割り振られ、140名近くのお客さんに配送サービスを提供します。

そんな業況で仕事を放りだせば、会社から家庭まで沢山の人に迷惑をかけることになります。


それに、この業界は横の広がりが狭く、良からぬ噂は経営者伝いですぐに広がります。

また、ヤマト・佐川で仕事ができなくなれば死んだも同然の仕事なので、話が違っても泣き寝入りするしかないこともあります。

良くも悪くも個人事業主なんです。


【結論】はじめから良いエリアはもらえない



エリアを決めるのは僕らじゃありません。

大手運送会社や委託会社です。



「稼げるエリア」を貰おうと思えば、協力的に仕事を行い、信頼を築いて「稼がしてやろう」とは思わせないと始まりません。

それができない人、長い目で物が見れない人、人を見る目がなく騙されやすい人、続けるのは難しいかもしれません。


荷物が少ないエリアの副作用

❶ 荷量が少なく、エリアを広げないといけない
❷ エリアを広げると、荷台のキャパをオーバーして町会ごと区分けが難しくなる
❸ エリアを広げると、積込みとメール確認に時間がかかり出発時間が遅れる
❹ エリアを広げると、14~16時指定を回るのが厳しくなる
❺ エリアを広げると、時間指定が広域で絡み効率的なルートが組めなくなる
❻ エリアを広げると、一件当たりの移動距離が延び多く配れなくなる
❼ エリアを広げると、移動距離が増えガソリン代が重む
❽ エリアを広げると、広域夜間指定で時間をとられ帰りが遅くなる
❾ 穴埋め要員として都合の良く使われる
❿ 稼げないため「週6」で働かないといけなくなる、週6出ても金にならない




大手運送会社は配送単価とリスクを下げるために個人事業主を利用しています。

社員の福利厚生のために、委託業者に仕事を押し付ける場合もあるでしょう。


個人事業主である以上、ビジネスパートナーとして配慮し合える関係性を築けないとうまく稼いでいくことは難しいです。

それは委託業者との関係性にも言えることで、信頼できる委託業者とお付き合いしていくことが何より重要になってきます。


一度エリアを担当すると、それがたとえ「稼げないエリア」であっても、数か月続けていかないといけません。

利益にならなくても、それがお仕事をいただいた責任ってやつです。


収入源は複数持ち、あとで自分が困らないように先手を打っておかないと痛い目を見るかもしれませんね…


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