こんちわ、クロです🐈
宅配してるとセンターに数人いますよね、配るめちゃくちゃ速い人!!
エリアや客層にもよるんですが、大体配るのが速い人には似通った共通点があります。
宅配をこれから始ようと思っている方、すでに始めているけど思うように配完数が伸びない方、そのような方々には必見の内容だと思います!!
是非参考までに一読していってください(^^)
Contents
積込みがとにかく速い
軽貨物は積込みが命です!!
地区ごとうまく区分けしていかないと、取り出すときに時間をロスしてしまいます。
さらに、積込みのスピードが遅いと配達に充てる時間が減ってしまい、数を配ることができなくなります。
荷崩れしないように正確かつスピーディー積むことができないと、気持ちの良い配達はできません。
200配完上げる人に積込みが遅い人はいません。
一番に出発する
積込みと話は繋がりますが、朝早く出発することが沢山配る絶対条件です!!
8時半に現地に現地に着くのと、9時半に現地に着くのでは、1時間も配達時間が変わってしまいます。
1時間に28配完するとなれば、9時半スタートの人はすでに28配完分遅れをとっていることになるんです💦
朝沢山配ることができなければ、配完数は伸びません。
早朝しか落ちない場所を熟知している
朝一で配る利点は「配達時間の確保」だけではありません。
お客さんにはそれぞれの生活リズムがあり、朝にしか荷物を届けるチャンスがないお客さんもいるんです。
その時間を逃せば、早々と出かけてしまい、夜まで帰ってこないお客さんというのがけっこうな数いらっしゃいます。
それを熟知して、優先的に落としていくことができなければ、朝の配完数は上げられません。
午前の配完数が上げられないということは、不在の荷物をずっと抱えることに繋がり、荷台のスペースを十分に確保できなくなります。
朝沢山持ち出すことも大事ですが、早期出発して早朝しか落ちない荷物を確実落とすことのも重要です!!
効果的にドッキングする
ドライバーとドッキングして荷物を分けてもらいます!!
出発時間の遅いドライバーと組んでいる場合、そこで朝荷物をもらってしまうと、持出作業に時間を要し、早朝しか落とせないお客さんを逃してしまいます。
昼は普通に荷物をもらっても大丈夫ですが、朝は効果的に荷物をいただけるように、早々と出発し、早めに終わらせて一早くドッキングするという手段もあります。
一度に沢山持ち出すより、荷台にスペースがあって配達しやすいです。
午前指定を気にしない
午前指定だから優先的に配ろうなんて考えません。
「12時までには全部終わらす」ぐらいの気概で配達に当たります。
午前指定だからといって優先的に配っていると、効率の良いルート取りができなくなり、その分ロスに繋がります。
これは朝早く出発することと実は深く関係していて、時間に余裕を持った配達ができないと時間指定に配達を邪魔されます。
早期に出発して、午前指定に関係なく効率的に落としていけば、煩わしい優先ルートなんて組む必要はなくなります。
不在票は入れない
速い人は不在票を切りません。
なぜなら、不在票を入れてしまうと主導権を相手に渡してしまうからです。
あの紙切れを入れればいれるほど、変な時間に電話がかかってきて、リズムを狂わされます。
あの紙切れを入れるから再配達メールが貯まっていきます。
あの紙切れが散らばるから、都合の悪い時間に再配達が入ってきます。
全部、不在票を入れることで招いていることです。
夜になればほとんどのお客さんは帰ってきます。
不在票を入れるのは、「夜遅くまで帰ってくる見込みが薄い人」と「時間指定」だけで良いと思います。
馬鹿正直に全部回らない、行かない所はあらかじめ飛ばす
エリアや家庭ごとの特徴を理解して、「行かない家」や「行かないエリア」をあらかじめ決めています。
宅配は荷物を確実に落としてはじめて報酬が得られます。
不在の家にわざわざ行って、不在票を入れて、配完してもいない荷物を「持ち戻り」に区分、行ってない家を明確にする…
正直、無駄な行為です。
持ち戻りなんてただの幻想です。
配達できてない荷物に「未配」も「持ち戻り」もありません、最終的には無くさないといけない邪魔物です。
荷物は金に換えてはじめて価値のあるものになるんです。
地図を見ない、番地が頭に入っている
地図を見るという行為は、大きな時間ロスです。
番地が頭の中に入っていて、地区の全体像が思い浮かぶようになっていれば、いちいち地図を見る必要はなくなります。
地区ごとにヘビーユーザーというのは必ずいて、その方の番地を起点に他のお家も記憶に結びつけていきます。
または、マンションや会社など目印になりやすいものから連想させたりもします。
乗車した瞬間に、次の目的地が明確になっていると効率的ですね!!
■ 自作住宅地図の作成方法です、宜しければ参考にしてください(^^)
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【自作】半永久的に使えるエリア地図の作り方!!
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乗車からアクセル踏むまでが異様に速い
次の目的地がすでに頭の中に入っており、乗車して、ベルト閉めて、アクセル踏むまでの流れがめちゃくちゃスピーディーです。
一回一回「配完」を打ったり、次の荷物を確認したり、地図を確認したりなど、そこで一息いれながら作業なんてしません。
すぐに走りだします。
インターホンでの待ち時間を有効利用している
インターホンを押してお客さんが出てこられるまでの時間を使って、次の住所確認や荷物確認を行います。
配完はお客から返事が聞こえた瞬間や足跡が聞こえた時に押してしまいます。
速い人の中にはサインは自分で書いている人もいます。(コロナの影響で~とかなんとか、ホントはダメ)
渡した瞬間から次に頭が切り替わります。
荷物はわざわざ取り出して応答待ちしない
車がなかったり、電気がついてなかったり、不在だと思われる場所ではイチイチ荷物を取り出してインターホンをならさない。(荷物の場所を把握していることが前提です)
また、インターホンを2・3度なんて押しませんし、鼻から全くいる気配がない場合はスルーすることさえあります。
返事がない場合は、早々に次の配達に移ります。
センターへの戻り時間が絶妙
できるだけ午前の荷物をしっかり落とし、荷台を空けてからセンターに一時退却。
速く帰りすぎると仕分けを手伝わされるので、仕分けがもう少しで終わる頃、絶妙な時間に戻ってきます。
早々と積込み14~16時指定に余裕を持って出発していきます。
うまくフライングを織り交ぜる
16~18時指定を早配する予定でルート組をしていきます。
同じ地区に何度も何度も行き来しては時間の無駄になるので、1地区1地区できる限りまとめて落としていくことを心がけます。
19~21時は18~20時と同じ扱いにして、17時半より配達開始、不在の場合のみ再度巡回します。
効果的にフライングすることによって、最善のルート作りが可能になるんです。
時間指定は電話で荷物を落とす
時間指定で不在のお客さんなどには積極的に電話をかけ、お客さんの指示を仰ぎます。
指定があるのに不在というのは、配達員にとってかなりのストレスです。
そりゃそうです、下手したらその人一人のためにルート変更したり、予定を繰り上げたりしてわざわざ時間を作っているわけですからね!
おまけに、宅配は荷物が届いてナンボ、渡せなければそれに要した時間もガソリン代も無駄になります。
ですから、お客さんに落ち度がある時間指定の場合は、積極的に電話をかけ、何とか落とす努力をします。
特に午前指定で不在の場合は、高確率で再配依頼が来るので、その後の無駄をここで省いておいた方が良いです!
置き配が許されれば玄関に置いていき、それが叶わないなら帰宅時間を聞いて、都合の良い時間に再訪問します。
ポストイン可や置き配推奨派を開拓する
不在時の電話対応の中で、置き配やポストインが許されるお宅を開拓していきます。
「いつも帰りが遅い家庭」や「不在が多いのに荷物が届く家庭」などは、夜間持っていっても落とせない場合が多いので、電話対応の際に置き配を提案します。
家庭ごとに玄関前だったり、倉庫の中だったり、置き場を指定されるので、お客さんの了承のもと確定落ちポイントを広げていきます。
ただ、これは最終手段であり、多用するとクレームに繋がるので要注意。
お客さんの気持ち的には「明日以降の再配達になるなら置き配してもらったほうがいいかな…」って感じなので、最終配達で落とせなかったものやお客さん自身に落ち度のある時間指定など以外は極力使うべからずです。
お客さん自身が「何度も来てもらって申し訳ない」という心境でこそ、安全に使える提案なので、問題児以外は日々の業務の中でソフトに開拓していきましょう!!
自分で時間指定、宅配情報簡略化
時間指定なしの配達物は、逆に自分で行く時間を決めてしまいます。
全部回るは無駄が多くナンセンス、ルートを簡略化するため、あえて時間を指定して情報一覧から消していきます。
無駄な情報を残しておくと画面スクロールに時間がかかる上、「これ行ったっけ?行ってなかったけ?」と二度手間を踏む可能性があるので、「夜しかいないお客さん」や「不在の方々」は夕方・夜間に回してしまって整理しましょう。
宅配ボックスを先取りする
中規模アパートやマンションの宅配ボックスは、意外と早く埋まってしまいます。
午前中を逃せば確保できなくなる場合も多く、宅配ボックスがある場所は早めに回れるようなルートをとった方が安定してものが落ちます。
最近では家庭用宅配ボックスを用意しているお家もあります。
この場合は他の業者に先を越されてしまうと、もう入れられなくなってしまいますので、入れられない時の対処法をお客さん自身に聞いておいた方がいいです。
運が良ければ、ボックス裏や倉庫・玄関前に「置いておいてください」という指示が出ます。
■ 「宅配ボックス時短術」です、現場の人が使うテクニックなので一読ください(^^)
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【即入】宅配ボックス時短術
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デカい荷物はドライバーに持って行ってもらう
ドライバーは一日に○○個配ればOKというノルマがあり、それ以上配っても配らなくても「多少のインセンティブが付くかどうか」という契約で配達しています。
ですから、ドライバーは荷物を託すことに協力的で、荷物をもらうという行為は「win-winな関係作り」そのものなんです。
その中で、大きな荷物は率先してドライバーに運んでもらい、その代わり小さな荷物や横に倒してしまうマズい商品などを物々交換して、荷台スペースの確保と物量確保を効果的に行っていきます。
軽貨物で大きい荷物が不在になると、ずっとソイツが邪魔になって荷物の再整理が効果的にできなくなります。
どこに何があって、どういう風に取り出していくか、これをまず決めておかないと一配達ごとにロスが生れ、荷物が見つからない場合、下手したら一度その家を飛ばすことにもなりかねません。
それが時間指定であった場合は、もう最悪、大きなロスになりますね。
「デカくて軽い荷物」や「デカすぎる荷物」は先に落とす
基本的にデカい荷物はドライバーに持って行ってもらった方がいいです。
しかし、個口数や時間指定、ルート的な問題でドライバーが対応できない場合があります。
そのような時は残念ながらデカい奴らを積んでいくことになるんですが、コイツらがまぁ邪魔なんです。
積込みは大きさより重さが優先されます、重い荷物は軽い荷物を潰してしまうからです。
大きくて重い重い荷物を一番下に敷き、その上に中ぐらい、小さいものを積んでいきます。
天井スペースが開いた中で小さな荷物で沢山あると、運転の際に荷物が良からぬエリアへお出かけしてしまいます。
その場合は大きくて軽い荷物で歯止めかける場合もあるんですが、その荷物がけっこう邪魔になるんです笑
大きくて取り出しの邪魔になってしまうものは最優先で落としていきます。
小物ボックスを複数用意する
メール便やポス商品は薄くて軽いため、散らばりやすく荷物に埋もれて折れやすいです。
ですから、小物ボックスを用意してそこに入れていくんですが、小物ボックスは小箱・薄箱にも効果的です。
小箱は軽いので運転の際に混ざりやすい、薄箱はサイズは中ぐらいですが、中身が軽く潰れやすい。
小物の範囲を広げて、効果的にボックスを利用していくと、積込みも荷物取り出しも少しずつラクになっていきます。
助手席をうまく活用する
助手席はゴールデンスペースです!!
「荷物に埋もれては困る商品」「斜めらしたり倒したりできない商品」「時間指定」「優先的に行くと決めている商品」「すぐ取り出したい小物ボックス」「住所不明」など、都合の良い荷物を置いておける数少ないスペースなんです。
本当に用途は様々で、「時間指定を集める人」もいれば、「アマゾンやゾゾ・コンパクトなど同じ箱を連ねる人」、「小物ボックスをすぐ横に置いて配達効率を高める人」、「表札違いや住所不備の待機スペースにする人」と色々な方がいます。
出発後の最初の数件かを横に置いて、入りを円滑にする人もいます。
助手席をうまく利用することで、時間指定の積込み場所を調整する手間も省けます。
時間が余ったからと言って、無駄に巡回しない
午前便12~13時、午後便16~18時は荷量が少ないと時間が余りがちになります。
時間が余ったからといって、配完率を高めようと巡回することはお勧めしません。
朝便で荷台にスペースを空けるために「大きな荷物」を落としにかかることはあっても、全部が全部回っていては有効的とは言えません。
午前便では早くセンターに戻って積み込んだ方が良い場合ありますし、午後便では帰宅時間が遅いから夜間指定をしているお客さんがほとんどです。
荷物には「落ちやすい時間帯」というものがあります。
落ちにくい時間帯は、夜間の配達効率を高める時間に当てましょう。
夕方に伝票整理
配達が早い人は「早く帰る」ことを常に考えています。
16~18時は荷物が落ちにくい時間帯ですので、ここで伝票整理をしておきます。
一日100枚以上配るんですから、伝票も100枚以上、それをセンターに戻ってチンタラやっていては10分帰るのが遅くなります。
暇な時間は有効活用し、夜間便のルート確認や荷台整理、メール完了やガソリン補充など、もたつかないための最善策を講じておくのが良いです。
最終便の配完率を底上げし、再配便を削る
持ち戻りは少なければ少ないほど良いです!!
荷物を持ち帰ると、明日以降に再配達しなければいけなくなります。
1つの荷物を持ち出すのに、「スキャン」「積込み」「ルート取り」「配達」の手間がかかっており、本来落とせるものが落とせない結果、配達効率が下がっていることに気付いていないドライバーは多いです。
「最終便」という言葉は魔法の言葉で、この言葉を巧みに使って電話対応すると、置き配を嫌みなく推奨できます。
18時~19時は多くの方にとって「帰宅直前の時間」になりますから、快く応じてもらえる場合が多いです。
待ち望んだ荷物を翌日以降に回すか、それとも玄関前に置いてもらうか、あなたならどちらを選びますか?
【最重要】儲からないエリアにはそもそも行かない
最後に、最重要戦略をお伝えしておきます。
宅配をやる中で最も重要なことは、「稼げるシステムの中で働く」ということです。
エリアとはシステムそのもの、「稼げるエリア」というのは「稼げるシステム」そのものなんですよ!!
しかし、そのエリアというのは自分では選べません。
たまたま、良いエリアに配属されれば、普通に配達するだけで勝手に配完数は上がりますが、悪いエリアに飛ばされると試行錯誤したところで満足いく利益を出すことは難しくなります。
ですから、宅配ドライバーに求められるものは「断るスキル」のような気がしています。
相手を不快にさせず納得させて断ること、良いエリアを求めるのではなく、悪いエリアは回避、可でも不可でもないエリアを創意工夫で「稼げるエリア」にまで昇格させることを考えたほうが無難です。
エリアの良し悪しは仕事を振る人ではなく、信頼できるベテランドライバーや仕事仲間に聞いて、その上で仕事を受けるかどうか決めていきましょう!!
■ 僕が想う「稼げないエリアの特徴」です、参考までに!!
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【宅配】稼げないエリアの特徴!!
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【まとめ】速い人はクレームを出さずズルをする
配達が早い人は「クレームを出さずにズルをしている」ものです。
これは悪い意味ではなく、お客さんとうまくコミュニケーションがとれているからこそできる手法だとも言えます。
慣れたコースが良いと言われるのは、道を知っているからよりもお客さんを知っているからです。
「○○さんは19時にならないと帰ってこないから飛ばそう」とか、「△△さんは時間指定に関わらず置き配していい」とか、「■■さんは夜勤だから早配を嫌がる」とか、それぞれの生活リズム知ってこそ無駄のない配達ができるようになります。
これらの手法は、基本的に推奨されておらず、本来行うべきではありません。
一人一人のお客さんが「ウチの場合はこうしてくれ」と唱えているとしても、会社的には一個人より「社会的に提供しているサービス内容」を優先し、クレーム回避してほしいと考えています。
それが会社の言う「品質」であり、それを守ることができるドライバーを求めています。
ですが、これらの手法は、「数を配る」ためには必要不可欠なテクニックでもあります。
運送会社や各センターによって、緩いかったり厳しかったりするので、そこは自己責任で、空気を読んでうまく取り入れていってください。
■ 「配達が遅い人が何気なくやっている習慣」をまとめてみました、宜しければ確認してみてください(^^)
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【軽貨物】配達が遅い人の習慣
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